[特別支援教育中学部][臨時的任用職員(2007年度)][備忘録(メモ)][議事録]ゆたんぽの会へ… Part. 4

 昨日、ゆたんぽの会に出席した。昨日の会から各メンバーが前期に行った自分たちの実践報告を作って持ち寄り、それぞれの批評や質疑応答を行う。今日はその1回目で、早速私の実践報告を素材にして…。

【教訓】「自分の世界に入っているときに戻す方法は?」
 色々な手を打つしかない。しかしながら、その前に生徒と先生との関係が重要になる。子供と先生との気持ちの伝えあいが大切で、その中で探っていくものだ。
 または、別の時間にてその生徒と同じ世界に入るという方法もあり、それが別の楽しみ方を教える方法につながるのである。

【教訓】「ルールを守らせようとする親に対して」
 しかし、<自分で満足できる活動>があり、それを自分でコントロールできるようになれば自ずとルールに従うものである。つまり、<自分で満足できる活動>=「これをやって楽しかったという思いや体験」が積み重なる中で<理性的>になっていくのだ。

【教訓】「保護者の願い、保護者への協力・連携について」
●最大の願いは「子供の幸せ」…しかし、この「幸せ」の中身は色々と異なる(ここで問題が起こることもある)。
‐祿音の大変さを先生に分かってほしい。特に親の精神的な孤独感を分かってほしい。
一生懸命にやってほしい。
子供の変化を感じ取ってほしい。


●保護者と教員は子供の成長を支えるパートナーとして共に協力する関係を作るのが理想。しかし、親からはなかなか言えないので、教員サイドが保護者が言明する場を作ってどんどんと仕掛けていくべきである。
 現在は学校の授業時間より家にいる時間の方が長いのだから、家で学校と逆のことをやっているのでは学校で教わったことの意味がない。だからこそ、保護者と密に情報交換をするべきなのである。最低でも月1回は面談をすべきだ。月1回の面談をしておけば、大きなトラブルは起こらない。

【教訓】「忘れ物を防止するために」
 自分で手紙ボックスから集配物や手紙を持ってきたかどうか確かめるチェックリストを作り、全てこなせたらシールを貼るなどの工夫が欲しい。手紙の場合ならば、初めから手紙をしまうシートの中に入れておいて、慣れてきたら自分でしまうトレーニングを繰り返し行わせる。

【教訓】「経験が浅い教員や若い教員がやりがちなこと」
 「〜しなさい/〜してはいけない」という型にはめるばかり(外発的動機づけ)で、本人にどのように気づかせるのか(内発的動機づけ)の視点が欠けている。自分からやるためのベースを十分に準備すること。
 例えば、どの学級でも同じような学活を行っていることは異常だ。それは生徒に応じた準備を整えていないことの表れである。めくりカードで学活の内容を順番通りに作って生徒にめくらせて司会をやらせるなどの工夫をすべきだ。めくりカードは「めくる」という<操作>行為(動作)の楽しさがあるからじっとできない生徒でもうってつけだ。めくりカードを操作すればじっとしなくても良いのだから。または進行表の内容を指し棒で指させることも有効だ。

【教訓】「生徒がよく使う言葉をメモしておく。」
 生徒が使う言葉を記録し、その言葉を使いまくった劇を作れば楽。よく使う言葉を繰り返し入れると生徒の中に入りやすい。
 または台本でワープロ変換ミスを逆に利用する手もある。
 [例]「おごらくん。いや、小倉(おぐら)くん」

【教訓】「手作り教材に勝るものはない。」

【教訓】「課題に取り組ませるために」
 まず、生徒の好きなものをやってから課題をする。好きなことでは授業時間の75%を使ってもよい。そこから徐々に減らしていくこともできる。また、好きなものの中に課題の要素(国語的要素・算数的要素)を入れることもできる。
 [例]刺し子が好きならば、文字の形をした刺繍を縫わせることもできる。

 とにかく、同じ人間なんだから(欲求を持つのだから)、「何が楽しいのか」、「その時間に何をしてもらうのか」をシンプルに考えること。

【教訓】「教育は創造性である」
 「他の〜よりもより良いものをやりたい」というチャレンジ精神がなければ教育者失格である。

にほんブログ村 教育ブログへ
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
 よろしければクリックのご協力をお願い致します。

スポンサーサイト

にほんブログ村 教育ブログへ
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
 よろしければクリックのご協力をお願い致します。
  • 2017.10.15 Sunday
  • -
  • 20:28
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
早速、ここにまとめをされた由、こうした積み重ねから何かが生まれ、大きくなるのでしょうね。要はこれをいかに実践するか。実践という言葉の使用が減少しています。支援指導という言葉が教育界を席巻していますが、これでいいのかと疑問です。ともあれ、先生の子どもの気持ちを感じ取りながらの教育実践に注目しています。
  • 小松栄生
  • 2007/10/12 1:37 AM
コメントする








   

+ Search This Site.
Google


WWWを検索
http://tmaker.jugem.ccを検索

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Profile

Calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

Categories

Archives

Links

Selected Entries

Recent Comment

  • [高等学校公民科(政治・経済)(2017年度)][授業実践]17. 基本的人権の保障(2)精神の自由の制限は認められるのか?
    T-Kreuzung (05/28)
  • [高等学校公民科(政治・経済)(2017年度)][授業実践]17. 基本的人権の保障(2)精神の自由の制限は認められるのか?
    NIK (05/27)
  • [授業実践:中学校社会科(歴史的分野)][ワークシート]57. 朝鮮・中国への進出 ぢ耋僉γ羚颪諒儔
    T-Kreuzung (03/30)
  • [授業実践:中学校社会科(歴史的分野)][ワークシート]57. 朝鮮・中国への進出 ぢ耋僉γ羚颪諒儔
    望月慈希 (03/25)
  • [出来事の記し(駄文日記)]東京都町田市・町田えびね苑
    くぼた (04/30)
  • [授業実践:特別支援教育高等部(自立活動)][非常勤講師(2008年度)]掲示物:「おならをしない!!」、絵カード:「おならは外で!」
    ゴンザレス田中 (05/26)
  • [出来事の記し(駄文日記)]「RING GENERATIONS 〜RINGとの対話〜」
    佐久間大介 (10/22)
  • [特別支援教育中学部][臨時的任用職員(2007年度)][備忘録(メモ)][議事録]ゆたんぽの会へ… Part. 4
    小松栄生 (10/12)
  • [臨時的任用職員(2007年度)][特別支援教育中学部][自然教室(2007年度) in 八ヶ岳][備忘録(メモ)]今回の自然教室での教訓
    araki (07/22)
  • [読書][哲学][生命倫理学]小泉義之(2006)『病いの哲学』(筑摩書房[ちくま新書593])
    愚人 (06/19)

Sponsored Links

Others

Mobile

qrcode

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM