[旅行記]2019.11.2(Sat.)〜2019.11.4(Mon.):高松旅行・瀬戸内国際芸術祭2019(瀬戸芸)へ(2)2日目:男木島・女木島。

 休日。先日のハギビス(HAGIBIS:台風19号)のせいで泣く泣くキャンセルした高松旅行にやっと行く。その記録。

●2019.11.3(Sun.):2日目:瀬戸内国際芸術祭2019(瀬戸芸):男木島会場・女木島会場。

 7:34、ホテル高松ヒルズを出発。道中のセブンイレブン高松瓦町2丁目店で、島で昼食が食べられないかもしれないので、食料などを買い込む。

 7:44、高松琴平電気鉄道琴平線瓦町駅1番線7:53発高松琴平電気鉄道琴平線普通高松築港行き2両編成に乗る。

 7:58、高松琴平電気鉄道琴平線高松築港駅2番線着。出口は左側ドア2番線側。

 8:03、玉藻公園西口着。

 8:33、出発。

 8:36、県営高松桟橋乗り場着。今回の旅行のメイン、瀬戸内国際芸術祭2019。いざ直島へ行こうと思ったが、どこもフェリー・高速船の乗船券を買いに長蛇の列をなしていて、どう考えても直ぐに行かれそうにない。そこで、急遽、予定を変更し、直島・小豆島へ行くことを断念して、男木島・女木島へ行くことにした。既に直島行きの船のチケット買いに長蛇の列ができていて、乗り場は既に大混雑のカオス。何となく女木島・男木島行きフェリー切符売り場にも人がいたので後ろにいたら、直後に長蛇の列。10:00発のフェリー乗船券は出航時刻の30分前の9:30から販売なので、暫く待つことに。やがて長蛇の列が出来上がり、結果的に最前列付近にいることに…。
 雌雄島海運のフェリー「めおん2」は小型フェリーで旅客定員250名。瀬戸内国際芸術祭2019共通乗船券を持つ人は直ぐに乗り場に並べるので、乗船券を買ったら直ぐに乗り場に行かないと乗れなくなる。毎回、フェリー内は満員で、船内の待合室は満席。外のデッキも満員で通路も通れない。最下層の駐車スペースが空いていて、そこに座り込む人も多い。トイレは和式トイレ。

 10:20、男木島着。続々と人々がフェリーから降りる。島の道は細い坂道・細い階段道ばかり。オブジェ以外の作品やショップの外観は民家や蔵なので、人々が並んでいるところや係員がいるところが見えないと、地図や案内標識・公式ガイドブックを見ない限り、何処に何があるか分からない。

 先ずは港からすぐの、ジャウメ・プレンサ「男木島の魂」(男木交流館)。屋根が色々な文字で出来ている。

 TEAM男気「タコツボル」。デカいタコ壺。中にもタコのオブジェがあるが、暗くてよく見えない。

 男木港からすぐの、眞壁陸二「男木島路地壁画プロジェクトwallalley」。民家の外壁に、カラフルに色付けした廃材などを貼り付けて、鮮やかにしたもの。民家の外壁の殆どが暗い色なので余計に映える。

 遠藤利克「Trieb‐家」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。外観は何の変哲もない民家。中に入ると天井から水が強い水量で落ちて滝になっている。外からでは分からないが、滝の落ちる音が音もかなり大きい。もうたまげるしかない。それにしても、大量の水は何処から来て、何処へ行っているのだろうか(多分ポンプだろうけど)。

 男木島の路地は狭く車は通れない。民家も石垣もエアコンの室外機も年期が入っている。そんなところで芸術祭をやるのだから、狭い路地や民家に人々でごった返す。それでも、坂の路地からは、直ぐに瀬戸内海と島々がよく見える。

 リン・ティェンミャオ(林天苗)「自転‐公転」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。民家の中の薄暗い各部屋には、やかんやフォーク、ガラス瓶などの食器や、団扇などの日用品が太い針金でつけられたオブジェが電動モーターでくるくる回っている。モーター音との光景がシュール過ぎる。

 栗真由美「記憶のボトル」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。蔵の中に、子供の頃の写真や結婚写真・玩具など思い出の品が入った瓶のボトルが天井から吊り下げられていて、暗い蔵の中に注がれる光に照らされて鮮やかに映えるインスタレーション。これは凄かった。

 漆の家プロジェクト(Maison de Urushi)「漆の家」(展示無料)。男木島会場の奥の方にある。中には洋式トイレ・座敷カフェ・漆工芸品販売コーナーも併設されている。展示コーナーの家の中は、漆の黒地の上に白の水玉模様がドットされている部屋や、全て真っ白のままの部屋があったりと、結構入っていた。

 大岩オスカール「部屋の中の部屋」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。人数制限があって、作品を見るまでに列に並んで待たされる。作品の部屋からギャラリーがなかなか出てこないので、少しイラついたが、中に入って、その理由がよく分かった。と言うよりも、おったまげた。部屋の中の畳や茶器、ちゃぶ台、絵画などが90度回転していて、壁に畳があるから、ギャラリーは床に寝そべらないと、部屋の中の畳の上に立っている写真が撮れない。なかなか細部にも凝った造りがあって非常に面白い。そりゃ、部屋の中で色々試すよね。

 グレゴール・シュナイダー「未知の作品2019」。端的に、〈黒い家〉。民家だけではなく、周りの木々や石垣も、全て焼き色をつけているか焼いて炭化されている。明らかに男木島の民家や路地の日常の光景とは隔絶された《黒》しかない。それが逆に、何者にも動じない《断絶》としての強調を生んでいる。

 川島猛とドリームフレンズ「The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。渦状のカラーイラストの原画数点と、カラープリントして壁面一帯に張り付けたものと、壁面の大きなミラーで、部屋中がカラー渦巻きだらけの構図になっている。部屋の中にいる係員が、川島猛氏のことを丁寧に解説しに来るが、ギャラリーの人々は鬱陶しく感じてそそくさと然り気無く逃げていく。

 さて、船の時間を気にしなければならないが、流石にお腹もすいた。そこで、外の瀬戸内国際芸術祭期間限定の古民家ガーデンカフェ「トリームカフェ(Dream Cafe)」で、「めおんバーガー」(650円)を食す。瀬戸内産の小魚のすり身のカツと香川県産レタスとトマト、玉葱、卵、干しエビ、ロースハム、焙煎した落花生のソースをバンズで挟んだバーガー。さっぱりした味でボリューミー。外のカウンターテーブル席から海がよく見える。
 そろそろ、男木島から女木島へ向かわないと、高松港へ戻る時間がなくなることから、男木港へ戻り、雌雄島海運のフェリー「めおん2」に乗り、13:00発の船で女木島へ向かう。

 13:20、女木港着。乗客が続々と上陸する。早速、女木港の防波堤・防潮堤に沢山設置されている有名な、木村崇人「カモメの駐車場」へ。数が多い。

 「女木島鬼ヶ島おにの館」を通り、直ぐの海岸線にある、禿鷹墳上「20世紀の回想」。一見、帆掛け船のオブジェに見えるが、よく見ると、帆の下にあるのはグランドピアノ。鍵盤は青銅製なので実際には弾けないが、インスタ映えを狙って、グランドピアノの椅子に座り、ピアノを弾く素振りを写真で撮ってもらうつもりの人々で、グランドピアノの椅子の後ろに並ぶ。おそらく、実際にグランドピアノを置くと、潮風でビアノが塩分でやられてしまうからだろうか…。

 平原成志×瀬ト内工芸ズ「BONSAI deepening roots」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)。入場人数制限があるため、入るまでに30分弱並んだが、栗林公園から移築した古民家の中に、趣深い盆栽が展示されている。庭には小さな盆栽と、100円で小さな楔を取り、自分の願いや言葉を楔に書かれたものが、沢山差し込まれている。人々の楔がまたオブジェとして庭に成されている。中には販売スペースもあり、グッズのみならず実際に盆栽も購入することができる。陳列されていた庭盆栽は、55000円…。

 もはや女木島会場の名物と化している「島の中の小さなお店」プロジェクト(作品鑑賞パスポートがなければ入場料600円)。中には様々は作品が展示・体験できる。特に中に併設されている、大きな窓の理髪店、宮永愛子「ヘアサロン壽」を撮ろうと思ったが、実際に客が散髪中のため、非常に子っ恥ずかしい。客の眼前にあるのは鏡ではなく、大きな窓。そこから見える瀬戸内海の景色を眺めつつ散髪してもらう。施設自体は、元々は民宿。2階の各部屋の入口の両開きの引き戸の開口部の上部には、「201号室」のような標識が。各部屋の中には、写真パネル展示や、部屋の雰囲気に不釣り合いな回転中華卓・椅子・屏風が飾られていたりしていた。1階のロビースペースには原倫太郎・原游「ピンポン・シー」。卓球台が数台置かれていて、家族連れやギャラリー同士で卓球を楽しんでいた。卓球台の盤面な中には、カラフルな木琴調の木々を組み合わせて作られているものがあり、どう考えてもピンポン玉がまともに跳ね返るはずがない。また、中央にはオリジナルの不規則な形の卓球台があり、ネットが6枚弱でその卓球台を区切っていて、6人弱の人々が同時に卓球を楽しめるようになっている(これも有名な展示であろう)。更に、椅子に腰かけてハンドルを回して、椅子の先についている重りが水桶へ下がり、水桶の水に波紋を広げ、その様子が壁に投影されるという、シュールな気分満載の心のマッサージチェアがぶっ飛んでいる、中里繪魯洲「uh… こころのマッサージサロン」や、謎の結果の解読に更に謎を呼ぶルーレット占いが謎過ぎるなどの出店が並ぶ、長谷川仁「的屋」、実際のコインランドリーと洗濯物が回っている映像がランドリー内に投影されているコインランドリーが併存しているレアンドロ・エルリッヒ「ランドリー」など、施設内で相当楽しめるようになっている。

 さて、先に見た平原成志×瀬ト内工芸ズ「BONSAI deepening roots」で並び待ち時間が長かったので、足早に女木港へ。港に着く前に、スルーしていた愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム「MEGI HOUSE」(作品鑑賞パスポートがなければ入場料300円)を見学。中にはグランドピアノが置かれていて、コンサートやワークショップが行われるスペースとなっている。外の庭もスタイリッシュ。外の石積みの壁も視覚効果があったのだ。

 さあ、女木港15:00発高松港行きの臨時便に乗り、女木島を去る。

 15:20、雌雄島海運の臨時便フェリー「めおん」が高松港に着いた。男木島・女木島では、ちゃんとした食事を食べていないので、早朝から一緒に瀬戸芸の道中を付き合ってくれた友人と、「MIKAYLA BY THE SEA(ミケイラ)」で「本日のランチ:パスタB…ボロネーゼ」と、アイスレモンティー(450円)を食す。高松港周辺にも、瀬戸芸作品が置かれている。大巻伸司「Liminal Air -core-」。高松港に聳え立つカラフルな2本の柱。デカいトーテムポールのような印象を与える。写真に撮り損ねた、高松港にある案内看板、ことでん高松築港駅前にある人形の石彫刻、ジュリアン・オピー「銀行家、看護師、探偵、弁護士」や、ジョゼ・デ・ギマランイス「フラワー」・「ハッピースネーク」など。

 この後、 リン・シュンロン(林舜龍)「国境を超えて・海」を、内部観覧時間締切ギリギリに中に入って見物し、その後にことでん高松築港駅から電車に乗り、ことでん片原町駅そばの高松三越へ行き、友人と別れてホテル高松ヒルズへ戻る。色々と付き合ってくれてありがとうございました。本日はこれまで。

【本日移動分の本来の運賃】
(1)高松琴平電気鉄道琴平線瓦町駅〜高松琴平電気鉄道琴平線高松築港駅まで190円(ICカード対応)。
(2)雌雄島海運高松港〜男木港まで510円(現金のみ)。
(3)雌雄島海運男木港〜女木港まで240円(現金のみ)。
(4)雌雄島海運女木港〜高松港まで370円(現金のみ)。
(5)高松琴平電気鉄道琴平線瓦町駅〜高松琴平電気鉄道琴平線高松築港駅まで190円(ICカード対応)。

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