[卒業論文(2004年度)]13. 口述試験

 今日は卒論の口述試験を受けに久々に大学へ。電車の中で眠りながら到着。
 指導教官からどのような厳しい質問がぶつけられようが、実は自分でも卒論の内容をもう細かく覚えてはいなかったので、半ばやっつけ仕事で答えるつもりだった。自分で書いた文章なのに何を書いてあるのかが速読しただけでは分からないのだ。
 さっそく指導教官と面接。まずは自分自身での論文の出来具合と論文で十分にできなかったことを質問された。私は卒論で公共圏について十分に論じきれなかったことを説明した。
 それからは論文中の分からない箇所について質問を受けた。ずばり「構図」と書くべきところを「講図」と入力されていた箇所が至る所に。おまけに日本語が間違っていたり、十分な資料確認を怠ったことが指摘された。
 最後に、卒論テーマに関連した内容として、私は「分かり合えない」という前提問題について述べた。おそらくこの前提と公共問題が、今後の自分自身の課題となってくるに違いない。
 結局、口述試験といいながら、その中身は教官との放談のようなものだったので、十分に楽しめた。

【参考URL】
「「分かり合えないものへの呼びかけ」による関係性構築についての考察」、http://tmaker.jugem.cc/?eid=95.

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[卒業論文(2004年度)]12. 卒業論文提出

 昨日、製本された卒論を受け取り、提出した。
 提出部屋の入口近くに、スクリーンに映し出されたデジタル時計風の時刻表示がカウントを刻んでいた。本当に1分1秒でも期限を過ぎたらドアを閉めて提出を認めないという意思が如実に表れていた。

 卒論を再度確認すると、この論文は果たして哲学の論文であったのかが疑問に思えることがある。まあ、提出してしまったこともあるが、問題構造を分析し、いかにして人間の生に配慮できるかという視点も一応入っているから、哲学論文たりうるのだろう。

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[卒業論文(2004年度)]11. 卒業論文原稿完成・製本へ

 卒論の原稿が完成し、原稿を製本に出してきた。
 せっかく完成した原稿だが、製本に手渡すまでそれはある種の危険物と化した。とっとと製本に出して危険物取り扱いの任から離れたいのだが、バスは道路渋滞で駅に着くまで1時間もかかり、電車もダイヤ改正のせいか分からないが土曜日のくせに乗客が多すぎて、私の心の中は常に何者かに追われている気分であった。
 製本に出して帰宅の途に向かうも、バスは相変わらず渋滞に巻き込まれ、私は徹夜で原稿を書いていたせいで頭がクラクラしてもう限界だった。

 卒論の内容は、当初の予定よりも上手く問題を考察できなかった。これも私の力不足の故のこと。それでも、問題構造を捉えることはできたと思う。
 後は製本した卒論をとっとと提出し、口頭試問に備えるべし。

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[卒業論文(2004年度)]10. 進捗状況メモ

 今日中に卒論草稿を仕上げねばならない。予約が満杯だったせいで明後日に製本することになったからだ。私の頭の中はいろいろなものがめぐり回っている。しかしそれらを言語化するのには相当の技術が必要だ。
 昨日のゼミでは私の文章があまりにも要約しすぎているから、分かりにくくなっていることが指摘された。もっともである。当ウェブログに掲載されている他の文章を見ていただければ、私の日本語文章力がどれほど低能であるか分かりますよ(泣)。何せ自分で書いた文章のくせに自分でも解読に苦心しているのだから。
 さて、卒論第3章で扱う予定だった「諸民衆の法」の内容については変更する。あの内容を扱うとセンの議論との整合性がつかなくなり、口頭試問で相当に突っ込んだ批判がされる恐れがある。とにかく論理的整合性だけは確保しなければならない。
 また、第4章で公共(public)についても論じたかったが、不肖の力不足の故、私見程度の内容となる。

 昨日は授業終了後に図書館に行き、論文をコピーした(【参考文献】を参照)。帰りの電車で睡魔に襲われつつ読み解くと、理論的に権力構造を分析されており、執筆者の考えがよく出ていた。
 また、昨日はRINGの事前会合に出席し、RING2005の全体構想を図示する問題と「キャッチコピー」でもめた。結局大学構内に22時近くまでいたせいで帰宅が遅くなってしまい、つい先程起床した。そのため、現在の精神状況は相当参っている。

 元々自分に有益な情報を載せてデータベースにしようと意図して作ったウェブログなのに、このような内容を書き綴っているだけでは、このウェブログもクズサイトと変わらないな。個人のウェブログが持つ情報の価値は、外部からの情報に対する異見の提示か、各人が調べた価値ある情報の提示くらいしかないだろう。

【参考文献】
宮台真司(1991)「権力/何が東欧改革を可能にしたか」、吉田民人編『社会学の理論でとく現代のしくみ』(新曜社)所収.

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[卒業論文(2004年度)]9. 進捗状況メモ

 煉獄の中にいる。第1章を捻り出しているが難航中。明日までに草稿を書き上げねばならない。今日の授業は欠席が濃厚。それにしても日本語って難しいものだ。

 RINGネタもそろそろ提出しないとやばいのだが。参考文献は以下のものにしてしまう。何とか問題と関わるだろう。

【参考文献】
見田宗介(1996)『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来――』、岩波書店(岩波新書465).

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[卒業論文(2004年度)]8. 進捗状況メモ

 全く書けず、先に進めない。これぞ煉獄の中にいる感覚である。
 頭の中にある漠然とした構想概念の講図を一つ一つ明確に規定しながら言語化を試みねばならないのだが、パソコンで打つことのありがたみが原稿用紙に記述していた頃よりも、ようやく身にしみるようになった。

 ロールズの『諸民衆の法』での言及はさまざまな社会が共存するための正義原理からの前提条件を提示するものだが、あくまで哲学的な議論ではなく、政治理論なのである。しかしながら、卒業論文において参考にするのはその手続きであるから、正義に適ったものにするための条件整備ということで使えればいいだろう。

 ちなみに、私がロールズに魅かれたのは高校時代からである。漠然と「正義はあるのか」と疑問に思っていたときに、ロールズに関する文献を読み、正義が現実に応用できる可能性をロールズの正義論に見たのである。
 彼の正義論に関する問題の一つに、公正と善悪を区別したことが挙げられる。絶対的な善悪の価値が明確に規定できない以上、何が公正(just)とされるかを暫定的にでも合意できるための妥当性を持つ原理を導くことがその意図である。この立場は、どのような価値観も言わば自省という形で吟味や修正・更新が施される可能性を含んでいる。私はロールズの正義論を価値観の多様化した自体にはある程度の妥当性を持っていると考えたい。

 あぁ、煉獄の日々はまだ続く。

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[卒業論文進捗状況]7.

 第3章の修正を残しつつも書き上げたことにして、第4章・第1章・おわりにを来週明けまでに一気に書き上げる。製本予約日が早い期日にしか指定できなかったので、煉獄の業にヒィヒィ喚くことになろう。

【参考文献】
Rawls, John(2001) The Law of Peoples: With "the Idea of Public Reason Revisited", Harvard University Press, Cambridge.

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[卒業論文進捗状況]6.

 第3章第1節を書き上げるも、ネタ切れの様相を呈している。第3章については貧困問題と手続き的正義から合意形成へとアプローチする内容を考えている。
 ゼミでは日本語文法の間違いを指摘された。原稿を読んでいるうちに、自分でも「ったく、何書いているんだ」と愚痴を言いたくなるほど、一文ごとのセンテンスが長くて読みづらい。とにかく句読点を入れて読みやすくすることが先決のようだ。
 そろそろ締切が近づいてきたので、集中しなければ。

【参考文献】
諸富徹(2003)『環境』、岩波書店.
伊藤恭彦(2004)「リベラリズムとグローバリゼーション――リベラルなコスモポリタンは可能か――」、『思想』No.965(岩波書店)所収.

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[卒業論文進捗状況]5.

 第2章の環境問題の事例を終了し、第3章の合意形成の問題に突入する。
 第3章は次の2つのの問題を取り上げる予定である。合意形成の基盤作りのために、最初に第2章で示唆した"Vulnerability"の問題構造をセンの議論を手がかりに分析し、合意形成のために考慮すべき要素であることを明確にする。次に、気候変動問題や有害廃棄物問題で表れた合意の手続きの問題を考察する。

【参考文献】
アマルティア・セン(2000)『貧困と飢饉』、黒崎卓・山崎幸治訳、岩波書店.

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[卒業論文進捗状況]4.

 第2章第2節をほぼ書き上げた。次回は第3節を仕上げて環境正義の事例を終わらせて、第3章又は第1章へと進みたい。

 台風23号(TOKAGE:トカゲ)がやってくるため、ゼミが終わったらとっとと帰ることができたがずぶ濡れに。

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[卒業論文(2004年度)]3. 進捗状況メモ

 第2章第1節を改稿中。しかし台風22号(MA-ON:マーゴン)のために停電の可能性があると判断して作業を中断する。
 台風がパソコンのデータを「ギッタギタのメッタメタに」するようで怖くて作業なんてできるか。

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[卒業論文(2004年度)]2. 進捗状況メモ

以下の文献を留保。
ハンス・ヨナス(2000)『責任という原理――科学技術文明のための倫理学の試み』、加藤尚武監訳、東信堂.

*これから読み進める予定のもの
Rawls, John(2001) Justice as fairness : a restatement, Erin Kelly(ed.), Harvard University Press, Cambridge〔田中成明、亀本洋、平井亮輔訳[2004]『公正としての正義再説』、岩波書店〕.

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[卒業論文(2004年度)]1. 夏季特別ゼミ

 卒論ゼミで、1人につき25分個人報告、25分質疑応答の報告。上手くできていないと思っていたが予想以上に悪い感触がなかったのでホッとした。

*今までに読みあさったもの
【参考文献】
加藤尚武編(1998)『環境と倫理――自然と人間の共生を求めて』、有比閣.
シュレーダー=フレチェット(1993)「テクノロジー・環境・世代間の公平」、シュレーダー=フレチェット編『環境の倫理 上』(京都生命倫理研究会訳、晃洋書房)所収.
アンドリュー・ヴィンセント、栗栖聡訳(2002)「環境的正義は誤称なのか」、D.バウチャー/P.ケリー編『社会正義論の系譜――ヒュームからウォルツァーまで』(飯島昇蔵/佐藤正志訳者代表、ナカニシヤ出版)所収.
飯島昇蔵(2001)『社会契約』、東京大学出版会.
栗原隆(2001)「配分における正義と倫理」、加藤尚武編『共生のリテラシー――環境の哲学と倫理』(東北大学出版会)所収.
笹沢豊(2003)『環境問題を哲学する』、藤原書店.
鬼頭秀一(2002)「環境倫理と公私問題」、佐々木毅・金泰昌編『公共哲学 9 地球環境と公共性』(東京大学出版会)所収.
桑子敏雄(2002)「環境的公共性の理念形成」、佐々木毅・金泰昌編『公共哲学 9 地球環境と公共性』(東京大学出版会)所収.
アマルティア・セン(2003)『アイデンティティに先行する理性』、細見和志訳、関西学院大学出版会.
Anand, Ruchi (2004) International Environmental Justice: A North-South Dimention, Ashgate, England.
ジョン・ロールズ(1979)『公正としての正義』、田中成明編訳、木鐸社.


*これから読み進める予定のもの
ハンス・ヨナス(2000)『責任という原理――科学技術文明のための倫理学の試み』、加藤尚武監訳、東信堂.
後藤玲子(2002)『正義の経済哲学──ロールズとセン』、東洋経済新報社.

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[卒業論文(2004年度)]0. 大学へ

 緊急対策のため大学へ。皆で勉強・談話。Anandの本に大幅に時間を割いたために、目次ができないと嘆く。マークした文を日本語に訳してまとめる作業に追われてダウン。

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